会議・インタビュー・講演などの録音音声や動画の文字起こしを、どこか信頼できる専門業者・会社に頼みたい。でも、いろいろ探してみたが、これといった発注先が見つからない。
日頃、文字起こしサービスを利用していない方にとって、業者選びは何を基準に選べばよいかわかりずらいものです。そこで、そんな方にも安心して今すぐ依頼できる、文字起こし専門業者をご案内します。
目次
文字起こし業者を比較する際のポイントを徹底解説
文字起こし業者選びのポイント
文字化の精度は結構差がある
音声や動画をテキスト化する文字起こし。単純な作業なので、誰が文字に起こしても、同じような品質の文書が仕上がると思っていませんか。でも実際は、作業者(業者)によって文字化の精度はけっこう異なります。
文字起こしの対象となる音声や動画は、その録音内容、話者の話し方、録音状態などがすべて異なります。専門的で難しい内容もあれば、滑舌が悪い話者もいますし、ノイズがひどくて話し声がよく聞こえないこともあります。
こうした様々な音声や動画を正確に文字化するには、様々な文字起こし案件に携わってきた経験、それから作業者の聞き取り能力、国語力・語彙力などが求められます。
ですから、少なくとも合格ラインといえる能力のある作業者が多数いる業者に依頼したいものです。
実績豊富な業者を見つける
そういった精度の高い文字起こし業者を見つけるには、どうしたらよいでしょうか。
じつは、文字起こしにおいては、作業者の能力を客観的に評価する公的な資格はありません。ただ、業界でもあまり知られていない一般社団法人や、民間企業の通信教育講座などが独自に認定する資格はあるようです。これらはひとつの目安にはなると思いますが、どの程度信頼できるものかはわかりません。
そこでおすすめしたい方法としては、文字起こしの実績が豊富で、長年にわたり営業している業者を探すことです。多くの案件を継続して受注するには、それなりに実力のある作業者がそろっていないと難しいからです。これは客観的な評価とはいえないですが、ハズレが少ない現実的な業者の見つけ方といえます。
専門業者の文字起こし料金相場は?
文字起こし業者の多くは、録音時間から料金を計算します。専門業者に発注した場合ですと、料金の相場は音声1分あたり200円~300円ぐらいです。
少しでも安い料金の業者に頼みたいと誰もが思うことでしょう。でも、相場から極端に安い料金の業者は、よく調べてから依頼されたほうがよいです。品質やサービスなど、どこかに問題がある場合も少なくありません。
また、起こした文字数から料金計算する業者もあり、その場合は1文字あたり1円程度が相場になります。録音時間から計算するのと、文字数から計算するのでは、話者の話すスピードなどによって変わってくるので、どちらが得とは一概にはいえません。
ただ、文字数から計算する場合は、起こしてみないと正確な文字数はわかりませんから、録音時間から計算するほうが見積もりの金額は明瞭といえます。
業者選び―その他のポイント
ここまで、文字起こしの品質や料金という視点で、業者選びのポイントをご紹介してきました。このほかに、以下のようなポイントもおさえておくとよいでしょう。
秘密保持誓約書
文字起こしの対象となる音声や動画は、個人情報やまだ社外秘の情報などが含まれる場合も少なくありません。こうした外には漏らせない情報を守るために、業者に秘密保持誓約書を作成してもらいたいということもあるでしょう。
今時はどこの業者も、秘密保持誓約書がなくても情報管理には細心の注意を払っていると思いますが、必要であれば誓約書について問い合わせてみるとよいでしょう。
科研費での支払い
文字起こしの依頼者には、大学などの研究者も少なくないです。そのなかには、科研費を利用して文字起こし料金を支払いたいという方もいらっしゃいます。
科研費での支払い、さらに科研費に合わせた請求書類の作成が可能か、該当する案件を発注する場合は確認しておくとよいでしょう。
当オフィスの文字起こしサービス
音声・動画からの文字起こしについては、当オフィスも専門業者の1つです。文字起こしに30年以上の実績がありますので、業者選びの選択肢の1つとして、ぜひご検討ください。
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