ライフストーリーの作り方|インタビュー音声を文字起こしして記録するナラティブ研究法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
インタビュー音声を文字起こしして記録するナラティブ研究法

ライフストーリーは、単なる「自分史」ではありません。
医療・看護・教育・福祉の分野では、個人の語りを通して人生経験を理解する「ナラティブ研究」の重要なデータとなります。

本記事では、研究活用を前提としたライフストーリー作成方法を、実務レベルで解説します。


ライフストーリーとは何か

ライフストーリーとは、個人が語る人生経験の物語です。

特に医療・看護領域では、患者や当事者の語りを通じて意味づけを探る「ナラティブ・アプローチ」が重視されています。

代表的な理論的背景には:

  • Jerome Bruner の物語的思考論
  • Arthur Kleinman のナラティブ医学
  • Catherine Riessman のナラティブ分析

などがあります。

ライフストーリーは、研究において「語りの全体構造」を扱う重要なデータ形式です。


なぜ文字起こしが不可欠なのか

ナラティブ研究では、

  • 発話の順序
  • 沈黙
  • 言い直し
  • 強調

などが分析対象になります。

音声だけでは、体系的分析は困難です。

そのため、

インタビュー音声 → 正確な文字起こし → 構造分析

というプロセスが不可欠になります。

特に質的研究では、逐語録の精度が研究の信頼性に直結します。

◎研究用インタビュー音声の文字起こしをご検討の方へ
研究・医療分野に対応した文字起こしサービスはこちら


研究活用を前提としたライフストーリー作成手順

【1】 半構造化インタビューを設計する

質問例:

  • 人生の転機は何でしたか?
  • その経験は現在の価値観にどう影響していますか?
  • 医療・看護体験をどのように意味づけていますか?

自由な語りを促す設計が重要です。

関連記事:
半構造化インタビュー音声を文字起こしするコツ|質的研究で精度を高める方法と注意点


【2】 録音環境を整える

  • ICレコーダーまたは高音質スマートフォン
  • 雑音の少ない環境
  • 事前の同意取得(倫理配慮)

研究目的の場合、倫理審査対応も必要になります。


【3】 逐語的文字起こしを行う

研究用途では:

  • ケバ取りのみ
  • 完全逐語
  • 発話記号付き

など、分析方法に応じた形式を選択します。


4. データ整理・コード化

文字起こし後は:

  • 意味単位の抽出
  • テーマ分類
  • ナラティブ構造の分析

へ進みます。


ライフストーリー研究が活用される分野

  • 看護研究
  • 医療社会学
  • 教育学
  • 福祉研究
  • 経営者研究

特に慢性疾患・終末期医療・キャリア形成研究では、ライフストーリー法が多用されます。


研究における文字起こし外注の意義

研究者が自ら文字起こしを行うと:

  • 分析時間が減少する
  • 客観性が低下する可能性
  • 作業負担が大きい

外注することで、

  • 分析に集中できる
  • 正確な逐語録が得られる
  • 納期管理が容易になる

という利点があります。

文字起こし専門業者の料金・納期


まとめ

ライフストーリーは、研究データとして非常に価値の高い資料です。
その質を左右するのが、正確な文字起こしです。

ナラティブ研究の基盤として、信頼できる逐語録を整備することが、研究の質を高める第一歩となります。

◎ナラティブ研究に集中するために

逐語録作成に時間を取られていませんか?

当サイトでは、

  • 研究用途対応
  • 機密保持誓約対応

の文字起こしサービスを提供しています。

無料見積もりはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。