
音声(または動画)を文字起こしする際には、「ケバ取り」「整文(リライト)」「逐語起こし」などの起こし方があり、原稿のまとめ方が異なります。こうした原稿のまとめ方によって、当事務所では2つのコースを設けておりますので、本記事でくわしくご案内いたします。
「標準コース」と「リライトコース」があります
当事務所が行う文字起こし(テープ起こし)には、原稿のまとめ方によって「標準コース」と「リライトコース」の2コースがあります。
当サイト内に設置のお申込みフォームからご依頼の際、どちらかのコースを選択するようになっています。もし、どちらのコースを選べばよいか判断がつかない場合は、一般的な文字起こしである「標準コース」をお選びください。
起こし方、料金、用途など、両コースの説明は下記にくわしくご案内しておりますのでご覧ください。
「標準コース」のご案内
「標準コース」は一般的な文字起こしです
「標準コース」は、ケバ取り(下記で説明)まで行う一般的な文字起こしになります。当事務所にご依頼のお客様の8割強が標準コースに申し込まれます。
ケバ取りとは、音声を文字化する際、話の内容と明らかに関係のない部分、たとえば「あのー」や「えー」などの声や言葉を取り除く作業のことです。
人が話した言葉というのは、思いのほか無駄な部分が多いものです。話し手にもよりますが、話したまま音声を文字化すると、非常に読みづらくなってしまいます。
なお、ケバ取りしない文字起こしは逐語起こし(素起こし)と呼ばれ、研究用などで必要とされます。逐語起こしについては、後述します。
「標準コース」で起こした文書の活用例
「標準コース」で起こした文書の活用法はさまざまあります。その一例を下記に示します。
- 各種印刷物、雑誌記事、書籍を作成する際の粗原稿や資料に
- 会議、打ち合わせの配布資料に
- 会議、講演、講義の保存用記録に
- webサイトや電子書籍等、デジタルコンテンツの粗原稿に
- 研究論文、レポート作成の参考資料に など
「標準コース」の基本料金
標準コースは、録音音声1分を起こしたときの基本料金が200円/分・税別になります。
・標準コース基本料金 200円/分 (税別)
文字起こし料金は、録音音声1分単位で計算します。
例)60分の音声の場合
60分×200円=12,000円+消費税
文字起こし「標準コース」のご依頼は、お申込みフォームからお願いします。
「リライトコース」のご案内
「リライトコース」はより読みやすく仕上げます
「リライトコース」は、標準コースで文字起こしした文書の整文(リライト)まで行うコースです。当事務所のご依頼者のうち1~2割がリライトコースを選ばれています。
話した言葉をそのまま文章にすると、意味がわかりにくかったり、読みにくい場合が少なくありません。 そこで、文字起こしした文章を、より一層読みやすいように整え、仕上げます。
「リライトコース」で起こした文書の活用例
「リライトコース」で起こした文書の活用法は標準コースに比べると限られてきますが、その一例を下記に示します。
- 講習会、セミナー、勉強会の副教材や資料に
- 会報誌や社内報など各種印刷物の原稿に
- webサイトや電子書籍等、デジタルコンテンツの原稿に など
「リライトコース」の基本料金
リライトコースは、録音音声1分を起こしたときの基本料金が300円/分・税別になります。
・リライトコース基本料金 300円/分 (税別)
文字起こし料金は、録音音声1分単位で計算します。
例)60分の音声の場合
60分×300円=18,000円+消費税
文字起こし「リライトコース」のご依頼は、お申込みフォームからお願いします。
逐語起こしをご希望の場合
聞こえたまま文字化する起こし方
録音音声を聞こえたままに文字化する起こし方を、「逐語起こし」(ちくごおこし)、または「素起こし」、「逐語記録」と呼びます。つまり、標準コースで行うケバ取りをしない起こし方です。
研究用や調査用として文字起こしを依頼される場合、逐語起こしを希望されることが多いです。当事務所では、逐語起こしを希望されるのは、大学などの研究者が大半になります。
逐語起こしの申込方法
当事務所では、逐語起こしでの文字起こしもお受けしております。当サイトのお申込みフォームで「標準コース」を選び、メッセージ欄に「逐語起こしを希望」と明記ください。
なお、逐語起こしの場合の基本料金は、標準コースと同額の200円/分(税別)になります。
当事務所の文字起こしサービスについては、以下のページからご覧いただけます。ご依頼を検討中の方は、ぜひ本記事と合わせてご参照ください。