【文字起こし活用】自分史・ライフストーリーの作り方

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自分史を文字起こしで作成

自分史の自費出版がひところブームになりました。今も、自分史やライフストーリーを出版したい、残したいと希望される方は少なくないようです。また近年は、自分史を電子書籍などデジタルコンテンツとして作成する方もいらっしゃいます。

そんな自分史の作成に、文字起こし(テープ起こし)を利用される方が増えています。なぜ文字起こしを利用するのか、さらに文字起こしを使った自分史作成法についてもご案内します。

自分史を書きたい方へ。文字起こしで簡単作成!

自身の人生、生い立ち、生活史や、会社・お店の歴史などを、本やデジタルコンテンツにして記録しておきたい、後世に残したい。そんな想いを文字起こしがサポートします。

自分史・ライフストーリーとは

「自分史」とは、自分自身の生涯や半生の出来事を文章にまとめたものをいいます。著名人などの自叙伝や立志伝に対し、一般の人が自分の人生をまとめたものを指すことが多いです。おもに、出版に関連した言葉として使われます。

一方、「ライフヒストリー」は、個人が過去の生活や生涯について語ったストーリーで、「生活史」や「個人史」と呼ばれることもあります。社会学や人類学など学問の用語として出てくることが多いです。

上記のとおり、自分史とライフヒストリーは、若干それぞれの定義や使われ方が異なりますが、個人の生涯や生活をまとめたものという広い意味では、ほぼ同義といってもいいでしょう。

この記事では、それぞれの名称が示す定義の細かい差異はあまり問題にならないので、以下は「自分史」に統一して話を進めたいと思います。

自分史の出版は根強い人気がある

「自分史」という言葉が普及したのは、1975年に歴史家の色川大吉氏が『ある昭和史-自分史の試み』を発表したのがきっかけと言われています。

以来、中高年者を中心に、自分史を自費出版する人が増えました。それにともない、自分史出版のノウハウを教える書籍が発行されたり、カルチャーセンターで講座が開講されたり、自分史ブームといえるような社会現象になりました。

いま現在はブームと言えるほどではないかもしれませんが、相変わらず自分史のカルチャー講座や教室は各地で開催されていますし、自費出版会社の広告もよく目にします。自分史の出版は今も根強い人気があると思われます。

自分自身の生涯をかたち(本)として残したい、生きた証を残したい、自分の家族や関係する人たちに伝えたいことがある等々、こうした人の想いというのは、いつの時代にも共通する願望なのではないでしょうか。

自分史を書くのは大変という方に

自分史は何十年にも及ぶ自身の生涯について書き記すことになります。原稿用紙に何枚以上は書かないとダメという決まりはありませんが、それなりにまとまった量になります。

そうなると、「自分史をつくりたいけれど、原稿を書くのが大変そうだ」という方もいらっしゃいます。自分史はけっして美文名文である必要はないと思いますが、そうは言っても普段から文章を書き慣れていないと、なかなか大変な作業になります。

文字起こしを利用した原稿作成がお勧め

そこでお勧めするのが文字起こし(テープ起こし)です。文字起こしは、人の話を録音して、それを文字へ起こす作業になります。

つまり、自分史に書きたい内容を自ら語り、その録音音声を文字起こしして文字化し原稿にするということです。

この方法であれば、どんなに文章を書くのが苦手な方でも、まとまった量の原稿を作成することが可能です。

参考までに、1時間の録音音声を文字起こしすると、話すスピードなどにもよりますが、大体1万8千~2万字ぐらいになります。薄めの文庫本ですと10万字ぐらいですから、それくらいのボリュームの自分史をつくろうと思ったら、最低でも5~6時間は話を録音する必要があるということです。

ただし、文字起こしした文章は、そのまま何も手を加えずに原稿になればいいですが、よほど上手に語った話でなければ、実際にはそこまで完成されたものではないです。どうしても無駄な部分や、文字にするとおかしな言い回しや、あるいは話し忘れている事柄も出てきます。

そこで、文字起こしした文章は推敲する必要があります。しかし推敲というのは、あれもこれもと直しているとキリがない作業なので、あまりこだわりすぎないのもコツのようです。あくまでも自分史であり、市販の書籍のような完成度を目指す必要はないでしょう。もちろん、徹底的にこだわってつくりたいという方は、納得いくまで推敲を重ねてください。

録音前の準備が大切

前項目では推敲について述べました。文字に起こした文章の完成度を高めるうえで、もう一つ重要なポイントがあります。それは、録音前、つまり自分の生涯を話す前の準備です。

どんなテーマでもそうですが、「〇〇について自由に話してください」と言われて、話の構成、文脈、細かい事実関係など、準備もなしに完璧に話せる人はそうそういないものです。

ですから、いくら自身のこととはいえ、漠然と自分の生涯を語りはじめても、なかなかまとまった内容にはなりません。

どうでもいい話を延々と語ったかと思えば、人生において重要な出来事が数行しかなかったり、話し忘れがあったり、記憶が曖昧でしどろもどろになってしまったり等々、後で文字起こしした文章を見て思わず苦笑するようなことになりかねません。

これを防ぐには、録音前にしっかりと準備を整えておくことが大切です。

たとえば、自分史年表、プロフィール、大きな出来事などを書き出しておいたりします。そして、自分史の目次、話す順番を作っておき、それに沿って話していくと、文字起こしした文章も無駄がなく、まとまりがある内容になります。

「どうせ推敲するなら、録音時は適当に話してもいいんじゃないの?」という考え方もあるかもしれません。しかし、プロの編集者ならともかく、文章量が多くなると、素人が後から手を加えるのは結構面倒な作業になってしまいます。録音前の準備はしっかりやっておくのは、結局のところ、自分史を効率よく完成させる近道になります。

自分史を価格0円でつくる方法

自身で文字起こしを行う

これまで、自分史を作成するのに、文字起こしを利用するとよいというお話をしてきました。

さて、ここで録音が済んだ後の音声を、文字起こしする作業が生じます。この文字起こしを誰が行うか。もちろん、ご自身で行ってもよいでしょう。

ご自身で文字起こしをして原稿を作成し、印刷ではなくデジタルコンテンツにすれば、自分史の製作費はほぼ価格は0円。つまり無料で出せるということです。

文字起こしを業者に依頼する

ただ、文字起こしは思いのほか根気のいる作業であることは、覚悟しておいたほうがよいです。

タイピングの速さや録音内容にもよりますが、録音1時間の音声を文字起こしするのに、6~8時間ぐらいはかかります。1日に6~8時間、音声を聞きながら文字を打ち続けるというのは、慣れていない方には結構きつい作業です。

そこで、多忙で文字起こしの作業時間を確保できない方、文字入力が苦手な方、長時間のデスクワークに耐えられそうもない方は、文字起こしの専門業者に頼んだほうが賢明です。餅は餅屋といいますからね。

当事務所でもサポートいたします

当事務所は、文字起こし(テープ起こし)の専門業者になります。文字起こしに30年以上携わっており、自分史を作成される方からお預かりした録音音声の文字化にも、多数の実績があります。

料金納期、文字の起こし方依頼方法見積り実績など文字起こしサービスの詳細は、サイト内に記事掲載しておりますので、ご関心のある方はぜひご参照ください。

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