文字起こしの音源は、ボイスレコーダー(ICレコーダー)やスマートフォンの録音機能やアプリで録音された音声が多いです。そこで、文字起こしの作業に適したボイスレコーダーを選ぶためのポイントについてご紹介します。
また、ボイスレコーダーで録音した音声を、専門業者に依頼する場合についても、くわしい方法をご案内します。
文字起こしにおすすめのボイスレコーダー(ICレコーダー)
文字起こしの録音には欠かせないツールといえるボイスレコーダー(ICレコーダー)。なぜ、文字起こしとボイスレコーダーは相性がいいのかを解説するとともに、ボイスレコーダー選びのポイントについてご案内します。
ボイスレコーダーをおすすめする理由
どんなシーンでも手軽に録音できる
ボイスレコーダー(ICレコーダー)は、文字起こしする音声の録音にさまざまな面で向いています。
まず、市販されているボイスレコーダーのほとんどが、軽量で持ち運びも簡単です。TPOを気にすることもなく、どこでも手軽に録音できるというメリットが挙げられます。
文字起こしの録音シーンとなることが多い、会議、インタビュー、座談会、講演など、どんな場面でもストレスなく使うことができます。
操作が簡単。誰でもスグ録音できる
市販のボイスレコーダー(ICレコーダー)の多くは、ふだん録音などする機会がない方、電子機器に弱い方、高齢の方などでも比較的、簡単に操作できます。もちろん、個人差はあると思いますが、パソコンなどのIT機器に比べれば、かなり扱いやすいでしょう。
とはいっても、実際に本番で録音する前には練習しておいたほうがよいですが、操作が難しくて使えないということはないと思います。
なお、こちらのページで、ボイスレコーダーでの録音のコツについて解説しておりますので、よろしければご参照ください。
長時間の録音も可能
文字起こしの録音は短い場合でも数十分、長い場合は数時間連続で録音することもあります。ボイスレコーダー(ICレコーダー)の機種や設定にもよりますが、長時間の録音にも対応できますから安心です。
録音初心者の注意点としては、長時間録音をするときは新品の電池に入れ替えておくなど、バッテリー切れには気を付けるようにしましょう。
近年は単体のボイスレコーダーだけでなく、スマートフォンを使って録音する方もふえていますが、上記に挙げたメリットはだいたい共通しています。
文字起こし作業者のメリット
文字起こしを行う作業者にとっても、ボイスレコーダー(ICレコーダー)で録音したデジタル音声は、作業上でも何かと都合がよいです。
文字起こしはデジタル音声と相性がいい
現在、人力で行う文字起こしの作業は、パソコン上で再生ソフトを使って音声を聞きながら、文字入力していくのが一般的です。
こうしたパソコン上でソフトを使って行う文字起こしにおいては、ボイスレコーダー等で録音したデジタル音声のほうが相性が良く、作業がしやすいです。
カセットテープなどに録音したアナログ音声からも文字起こしはできますが、ITとの相性はデジタル音声よりはどうしても劣ります。
音声データのやり取りが簡単
文字起こしの対象となる会議やインタビュー等のデジタル音声は、録音が長時間に及ぶことが多いので、データのサイズも大きくなりがちです。
ですからメール添付で送ることは難しいですが、ネット上のファイル転送サービスやオンラインストレージを利用すれば、大容量の音声データであっても簡単に受け渡しが可能です。
かつては音声の受け渡しに、カセットテープを郵便で送ったりしていた時代もありましたが、今では手間も時間も郵送費もだいぶ節約できるようになりました。
また、ボイスレコーダー(ICレコーダー)だけではなく、ビデオカメラやWEB会議などを録画した動画データはさらに大容量になりますが、これらの送付も問題ありません。
【参考】こちらのページでも、音声データの送付について説明しています。
ボイスレコーダーの選び方
文字起こしに適した機種を選ぶ
ボイスレコーダー(ICレコーダー)をこれから購入される場合は、文字起こしのシーンとして多い会議やインタビューの録音に適した製品をなるべく選んだほうがよいでしょう。
基本的には、家電量販店などで販売している有名メーカーのボイスレコーダーであれば、まず大丈夫です。ただ、機種によっては、たとえば語学学習向けの機能が充実したものや、音楽演奏など高音質の録音を得意とするものもあります。
もちろん、それらの機種でも文字起こしの録音に使えないことはないですが、高機能なものは価格もそれなりに高いですので、あまり必要のなさそうな機能が多いボイスレコーダーは選択肢からはずしてもよいでしょう。
ボイスレコーダー音声の文字起こし業者
専門のライターが文字に起こします
当オフィスは、ボイスレコーダー(ICレコーダー)やスマートフォンで録音した、デジタル音声の文字起こしをお受けしている専門業者になります。
近年は、自動で文字起こししてくれるソフトを見かけるようになりました。しかし、どんな録音状態や内容の音声でも正確に文字起こしができるかというと、まだまだ上手くテキスト化できない音声も多いです。
そこで当オフィスでは、専門のライターが自身の耳で録音音声を聞いて、正確かつ丁寧に文字起こしをしています。
業者に頼んだほうがよいケースとは
文字起こしを業者に外注するかご自身や勤務先内で行うかは、音声文字化の正確さ、ご依頼者の業務状況、職場のスタッフ数、急いでいるか否か、予算など、さまざまな条件によってきます。
たとえば、個人で文字起こしを依頼される方で、そんなに急いでいないし、予算も十分にないというのでしたら、無理して外注する必要はないでしょう。
一方、日々の業務で忙しい方、正確な文字起こし文書が必要な方、大量の音声データがあり自身(自社など勤務先)では無理という方、文字化を急いでいる方は、専門業者の文字起こしサービスのご利用をおすすめします。
専門業者の文字起こしサービス
以下に当オフィスの文字起こしサービスについて、リンクを掲載しております。ボイスレコーダーで録音した音声の文字起こし依頼を検討中の方は、ぜひ、本記事と合わせてご覧いただけますようご案内いたします。
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