学内規定・倫理審査に対応できる文字起こしとは?研究者が確認すべき5つのポイント

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学内規定対応文字起こし

学内規定や倫理審査(IRB)に対応できる文字起こしとは、秘密保持契約(NDA)、個人情報保護体制、匿名化処理、データ管理方法が明確に整備されているサービスを指します。

本記事では、研究倫理を守りながら安全に外注するための判断基準など、研究者が確認すべきポイントをわかりやすく解説します。


学内規定・倫理審査に対応できる文字起こしとは?

大学・医療機関で実施される研究では、以下への適合が求められます。

  • 学内セキュリティポリシー
  • 倫理審査委員会(IRB)の承認条件
  • 個人情報保護関連法令
  • 研究データ管理方針

単に「文字を起こす」だけでなく、
研究データとして扱える水準の安全性が必要です。


なぜ通常の文字起こしでは不十分なのか?

一般的なクラウド型AI文字起こしサービスでは、

  • データ保存場所が不明確
  • 学術研究向け契約書がない
  • 再委託の管理が曖昧
  • 匿名化処理が利用者任せ

といったケースもあります。

特に看護・医療・心理・教育分野では、
機微情報(健康情報・生活歴・家族構成など)が含まれるため、慎重な対応が必要です。


研究者が確認すべき5つのポイント

① 秘密保持契約(NDA)への対応

  • 個別NDA締結が可能か
  • 大学指定様式に対応できるか

研究費使用時は特に重要です。


② 個人情報保護体制の明示

確認すべき項目:

  • プライバシーポリシーの明記
  • 情報管理責任者の設置
  • アクセス制限管理
  • ログ管理

③ 匿名化(マスキング)対応

倫理審査で求められるのは、

  • 氏名削除
  • 地名・施設名の加工
  • 固有名詞の置換
  • ID番号化

研究目的に応じた加工ができるかが重要です。


④ データ保管・削除ポリシー

確認事項:

  • サーバー所在地
  • 保管期間
  • 削除証明の有無
  • 納品後の自動削除対応

⑤ 研究用途の理解があるか

研究インタビュー特有の課題:

  • 重複発話
  • 沈黙(間)
  • 感情表現
  • 非言語情報の扱い

質的研究の場合、逐語性の理解が不可欠です。


倫理審査(IRB)に記載できる説明例

申請書に記載する場合の例文:

文字起こしは秘密保持契約を締結した専門業者へ委託する。
個人情報を含む音声データは暗号化して送付し、納品後は一定期間経過後に削除される。
文字起こしデータは匿名化処理を施した上で研究に使用する。


よくある質問(FAQ)

Q1. IRB承認前に文字起こしを依頼してもよいですか?

原則として、承認後に依頼するのが安全です。
事前相談は可能ですが、正式発注は承認後が望ましいです。


Q2. 匿名化は業者に任せられますか?

可能ですが、研究目的に応じた加工ルールを事前に明示する必要があります。


Q3. AI文字起こしは倫理的に問題がありますか?

AI利用自体が問題ではありませんが、
データ保存・再利用・第三者提供の有無を必ず確認しましょう。


Q4. 看護研究でも外注できますか?

可能です。
ただし患者情報・家族情報を含む場合は特に慎重な業者選定が必要です。


まとめ

学内規定・倫理審査に対応できる文字起こしとは、

✔ NDA締結可能
✔ 個人情報保護体制が明確
✔ 匿名化対応可能
✔ データ削除ポリシー明示
✔ 研究用途の理解がある

これらを満たすサービスです。

研究の信頼性を守るためにも、
価格だけで選ばないことが重要です。

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