テープ起こしは高齢者・中高年の在宅ワークに最適

在宅ワークのなかでも、根強い人気があるのがテープ起こし(文字起こし)です。音声認識技術の進歩により、人力のテープ起こしは先細りしていくといわれますが、なかなか完全自動化にならないのも事実ですね。テープ起こしは高齢者や中高年の在宅ワークに合っているという声もよく耳にするので、本記事ではこのテーマを深掘りしてみます。

高齢者の在宅ワークにテープ起こしを

高齢者や中高年の在宅ワークにテープ起こしが向いていると言われる理由を探るとともに、デメリットについても考察してみたいと思います。

生涯現役が当たり前になってきた

高齢社会に入った日本では、高齢者や中高年のライフスタイルもずいぶん変化してきました。たとえば、勤務先を定年退職してからも、まだまだ長い人生が待っています。

現役引退したら隠居生活といった生き方は、もはや過去のものとなりました。働けるうちは何歳になっても働く「生涯現役」が主流になってきています。

その背景には、「まだまだ元気だから生きがいをもって働こう」という前向きな人生観・価値観も感じられますが、一方で年金・医療・介護など老後の社会保障に対する不安もあります。「働かなきゃ生きていけない」という高齢者がふえているのも事実です。

外で働くのは厳しいことも

最近は健康意識の高まりもあり、元気な高齢者や中高年もふえてきました。若者も驚くほど体力のあるスーパーおじいちゃん・おばあちゃんもいらっしゃいますね。

でも、いくら元気な人もいるといっても、一般的には年齢とともに体は衰えていくものです。肉体的にハードな仕事はきつくなりますし、持病などあれば軽作業や通勤するだけでも大変なこともあります。

また、ご自身は元気であっても、高齢になった親や配偶者の面倒をみる必要があれば、家を空けて外で働くのはどうしても制限が出てきてしまいます。家族が入院や介護になることだって、高齢者や中高年者の家庭においては珍しい話ではないです。

在宅ワークなら高齢者でも働ける

前述したように、生涯現役で働きたいといっても外へ出て働くのは難しいとなると、在宅ワークで働けないかと考える方もいらっしゃるでしょう。自宅なら体への負担も少ないですし、家族の面倒もみられます。

在宅ワークというと、キャリアのある女性が結婚や出産を機に自宅やSOHOで働くというイメージがあるかもしれません。

しかし、高齢社会の進展とともに、高齢者はじめ定年後や脱サラした中高年にも、在宅ワークという働き方が注目されるようになってきています。また、本記事とは少し趣旨が異なってきますが、働き方改革などによりテレワークの普及も急速に進んでいます。

それでは、高齢者や中高年には、どのような在宅ワークがいいのでしょうか。ひと口に在宅ワークといっても、いろいろな仕事があります。

在宅ワークとしてのテープ起こし

その中から、高齢者や中高年向きな仕事として今回ご紹介するのがテープ起こしです。文字起こし、書き起こし、反訳などとも呼ばれますが、この記事では「テープ起こし」で統一します。

テープ起こしは、インタビューや講演会などを録音した音声を聞いて、文字に起こしていく仕事です。

文字の起こし方は時代とともに変化しており、近年はパソコンを使って、再生した音声をヘッドホンで聞きながら、Wordなど文書作成ソフトを使って文字入力していきます。

私がテープ起こしを始めた頃はまだパソコンを使っている人は少なかったと思いますが、今やパソコンを使用するのが当たり前になっています。

ですから、高齢者や中高年の方で、パソコンは苦手だしキーボードで文字入力などできないという方は、テープ起こしを在宅ワークで行うのは無理かもしれません。

テープ起こしが在宅ワーク向きな理由

テープ起こしが高齢者や中高年の在宅ワークに向いている理由についてご説明します。

体力が落ちてもできる

まず1つめは、肉体への負荷が少ないので体力に自信のない方でもできるという点です。

テープ起こしの作業は基本的にはパソコンの前に座っているだけですから、身体的にはかなり楽です。むしろ、運動不足になる心配をしたほうがよいでしょう。

ただ、長時間の入力作業になるため、人によっては首・肩・背中・腰などの凝りや、目の疲れなどに悩まされることがあります。

仕事や人生の経験が生かせる

理由の2つ目は、これまで蓄積した知識、経験が生かせるということです。

テープ起こしの対象となる録音音声の内容はさまざまです。職場での会議、学術的な講演、様々な職種の人へのインタビュー、出版物の座談会等々、1本たりとも同じ内容の音声はありません。

また、話者の職業、役職、年齢、性別などプロフィールもさまざまです。こうした多種多様な録音音声に対応する能力は、仕事や人生経験の豊富な高齢者や中高年のほうが向いています。

資格や技能習得が不要

理由の3つめは、資格や新たな技能習得の必要がない点です。

テープ起こしの仕事は何かの資格を取得する必要がありません。仕事さえあれば今すぐに始められます。

また、パソコンや文字入力のスキルはある程度必要ですが、学校や講座などに通って新たに特殊な技能を身につけないとできない、ということもないです。なお、テープ起こしの通信講座や関連書籍もありますから、パソコン等のスキルには個人差もありますので、自信のない方は自主的に勉強されるのもよいと思います。

若くて時間のある方でしたら、学校に通ったり、資格取得のために勉強したりするのもよいでしょう。しかし、高齢者や中高年の方で、今さら一から勉強するのはちょっと無理という方は、テープ起こしが向いているかもしれません。

テープ起こしの難しい点

さて、テープ起こしの良い点を中心にお話ししてきましたので、ここでデメリットについても記しておきます。

パソコンが苦手な人

前述したとおり、近年のテープ起こしはパソコン(またはタブレット)を使って作業するのが当たり前になっています。また、作業だけでなく、依頼元との連絡、様々な事務、そして場合によっては営業活動もパソコンを使ってインターネット上で行います。

例えば、テープ起こし作業の一端を説明すると、以下のようになります。

「依頼元がサーバーにアップロードした音声ファイルの入った圧縮フォルダをダウンロードし、それを解凍して音声ファイルを取り出します。音声再生ソフトで録音音声を聞きながら、Wordなどの文書作成ソフトを使ってブラインドタッチで文字入力していきます」

この説明文を読んで、もしチンプンカンプンという方は、テープ起こしの在宅ワークは無理とは言いませんが、パソコン等の基礎的な知識について少し勉強が必要になるでしょう。

文字入力が苦手な人

テープ起こしは文字入力がおもな作業になります。したがって、文字を速く正確に打てないと仕事になりません。

入力技能の大会に出るような高速でなくてもいいですが、少なくともキーを打つ手元を見ずに文字入力するブラインドタッチ(タッチ・タイピング)ぐらいはできたほうがよいでしょう。

テープ起こしは音声内容や作業者の熟練度にもよりますが、1時間の録音音声を文字化するのに5~8時間ぐらいかかります。もし、キーボードを睨みながら、人差し指でポツ、ポツと打っていたら、何日たっても作業は終わらないと思います。

ただ、テープ起こしの仕事が順調に入り始めと、嫌でも文字入力は上手くなっていきます。それこそ、1日に数時間(ときには朝から晩まで)、毎日毎日、キーを打ち続けるわけですから、よほど不器用な人でなければ入力スピードは上がります。

そうはいっても、まったくゼロから始めるのでは時間がかかりすぎますから、少しスピードは遅くても、ブラインドタッチ(タッチ・タイピング)で入力できる程度のスキルはあったほうがよいでしょう。

根気が続かない人

テープ起こしは文字入力が主となる作業ですから、体力が落ちてきた高齢者や中高年でも肉体的には負担が少ないです。

しかし、パソコンの前に座って長時間にわたり文字入力するというのは、けっこう根気がいります。

これは年齢とは関係ないことかもしれませんが、来る日も来る日も長時間に及ぶ単調な文字入力ができるというのは、こうした作業に適性がないとできないものです。

特に、これまで室内でじっと座って作業するような仕事に就いていなかった方は、テープ起こしの仕事は耐えられないかもしれません。

これはあくまで個人的な印象ですが、どうも男性のほうがこの種の作業に適性がない方が多いように感じます。

高収入を期待している人

一般的な話ですが、在宅ワークのテープ起こしは正直なところ、そんなに儲かる仕事ではないといえます。

私はよく半分冗談で、テープ起こしの仕事をしたいという若い方に、「コンビニでバイトしたほうが稼げるよ」といいます。最近のバイトは時給がいいですからね。まあ、実際のところ単純に比較はできませんが、報酬の高さで選ぶならテープ起こし以外の仕事を選んだほうが賢明でしょう。

常識的に考えて、資格も特別な技能も必要がなく、また下請け的な仕事である在宅ワークのテープ起こしに、高額な報酬を支払う依頼主は稀といえるでしょう。

高齢者や中高年の方の中には、現役時代はそれなりに収入を得ていた方も少なくないと思います。その頃と同じように在宅ワークで稼げるとは思っていないでしょうが、あまりに少額すぎてモチベーションが上がらないということは十分ありえます。

在宅ワークでのテープ起こしを高齢者や中高年にお勧めする理由、逆に難しい面についてもご紹介しました。メリット、デメリットの両面からご検討いただければと思います。

なお、在宅ワークでテープ起こしを始めたいという方は、こちらの記事も参考になりますので、あわせてご覧ください。
在宅ワークでテープ起こしを始めたい

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