「素起こし」とは、録音音声を聞こえたまま一字一句忠実に文字化する文字起こし方法です。
本記事では、具体的な素起こしのやり方、メリット・デメリット、ケバ取りや整文との違い、目的別の使い分けまでわかりやすく解説します。
文字起こしの種類全体を知りたい方はこちら
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目次
素起こしとは?意味と基本
素起こし(すおこし) とは、話し言葉を聞こえた通りそのまま文字にする起こし方です。
音声に含まれるすべての発言 — 言い間違い、「えーと」とか、相槌なども可能な限りそのまま忠実に書き起こします。
この方法は 逐語起こし(逐語記録) と呼ばれることもありますが、どちらも基本的に同じ意味です。
※この記事は「素起こし」を扱い、関連する別ページはこちらです → 逐語
👉 「素起こし」を簡単に言えば、
「人が話した内容を、出来るだけ忠実にテキストにする方法」です。
実際の素起こしのやり方(手順)
素起こしを実際に行うときは、以下のような手順で進めます。
- 音声データを準備する
録音したファイルを再生できるツールにセットします(例:Audacity、再生プレーヤーなど)。 - 音声を再生しながら書き起こす
聞こえた言葉を、一時停止・巻き戻しを繰り返しながら正確に打ち込みます。 - フィラー・相槌も可能な限り記録
「えー」「あのー」「うん」「そうですね」など、意味のない音声もそのまま残します。 - 話者タグを付ける(必要に応じて)
インタビューなど複数話者の場合は、誰が話しているか明示することが大切です。
👉 読みやすさより「忠実性」を優先するのが素起こしのポイントです。
素起こしのメリット
素起こしには、次のような明確な利点があります。
1. 発言内容が一字一句正確に残る
研究や証拠記録の基データとして使えるレベルで忠実なテキスト化が可能です。
2. 話者の話し方やニュアンスがわかる
言い直しや間投詞も残すことで、会話の流れやニュアンス、心理状態まで把握できます。
3. 重要な語彙や表現が抜けない
音声の意味を落とさず、専門用語・細かい発言まで記録できます。
素起こしのデメリット
一方で、素起こしには次のような欠点もあります。
1. 読みにくくなる
「あー」「えーっと」などがそのまま残るため、文章としては読みづらいことが多いです。
2. 文字数が多くなる
不要語が含まれるため、一般的な文字起こしより文字数が増え、作業量も増えます。
3. 公的資料・一般配布向きではない
読みやすさや要点整理が必要なケースでは他の方法が適しています。
他の起こし方との比較
文字起こしには複数の方法があり、主に次の3つが使われます。
| 方法 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 素起こし(逐語起こし) | 音声を忠実に一字一句文字化 | 研究・調査・証拠記録 |
| ケバ取り | 不要語を削除して読みやすさ重視 | 会議・議事録 |
| 整文(リライト) | 語順・文法調整で文章化 | 広報・記事原稿 |
※「ケバ取り」は不要な発言を削除する方法、「整文」はさらに読みやすく整える方法です。
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どんなときに素起こしを使うべき?
以下のような場合は、素起こしが特に適しています。
✅ 学術研究・聞き取り調査
✅ インタビュー・質的調査
✅ 法廷用の記録
🔎 発言の細かいニュアンスを分析したい場合
反対に、社内報告書・一般向け資料などでは読みやすさ優先の方法(ケバ取り・整文)が向いています。
まとめ
- 素起こしは一字一句忠実な文字起こし方法です。
- メリット:正確性・ニュアンス把握ができる。
- デメリット:読みづらさ・作業負荷がある。
- 用途によっては、ケバ取り/整文との使い分けが重要です。
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