
文字起こしのご依頼を検討されている方のなかには、音声を聞こえたまま文字化する素起こし(逐語記録・逐語起こし)での文字化を希望される方もいらっしゃいます。
そこで、当オフィスに素起こしを依頼された場合の料金についてご案内いたします。
目次
当オフィスの素起こし料金(費用)をご案内します
まず、素起こし(逐語記録・逐語起こし)について、起こし方の基本をご説明します。次に、素起こしの料金、計算方法、代金のお支払いについて説明します。
素起こしの基本とニーズについて
素起こしとは
「素起こし」とは、音声を聞こえたまま正確に文字化する起こし方になります。「逐語記録」「逐語起こし」ともいいます。ICレコーダーなどで録音した音声のほか、動画の音声からも素起こし(逐語記録・逐語起こし)は可能です。
ここで、「素起こし以外の起こし方ってあるの?」と、疑問に思われる方もおられるでしょう。じつは、人が話した言葉は素起こしして文字化すると、「あー」「えー」など話の内容と関係のない言葉や声が混じってきます。
このままだと読みづらい文章になってしまうので、通常の文字起こしにおいては、こうした不要箇所を削除しながら起こします。この作業は「ケバ取り」と呼ばれます。逆に言えば、素起こしは「ケバ取りしない起こし方」といえます。
なお、音声から文字への起こし方については、こちらのページでくわしく説明していますので、関心のある方はご参照ください。
素起こしが必要となるケース
素起こし(逐語記録・逐語起こし)が必要となるケースとしては、研究で行う会話分析や調査、裁判証拠用として文字起こし原稿を使用する場合などです。これらは、少々読みづらくても、聞こえたままの正確な原稿であることが優先されます。
当オフィスでは、大学の研究者から文字起こしサービスをよく利用いただくこともあり、全国の大学等から素起こし(逐語記録・逐語起こし)の依頼を多数お受けしております。
なお、現在は裁判証拠用の素起こしはお受けしておりませんのでご了承ください。
素起こし(逐語記録・逐語起こし)の料金
素起こしの1分単価
当オフィスの素起こし(逐語記録・逐語起こし)の費用ですが、音声1分を起こした場合の料金は以下のとおりです。
<素起こし料金> 音声1分あたり200円(税別)
なお、当オフィスでは素起こしではないケバ取りまで行う通常の文字起こしの場合も、音声1分あたりの料金は200円(税別)で同額です。業者によっては、素起こしのほうが若干高い料金設定にしているところもありますが、当オフィスでは同じ料金となっています。
素起こしの料金計算例
前述のとおり、素起こしの単価(1分あたりの料金)は200円(税別)だとご案内しました。たとえば、60分の録音音声について素起こし(逐語記録・逐語起こし)を当オフィスに依頼したとすると、以下の金額になります。
60分×200円=12,000円(税別)
料金は1分単位で計算し、「録音分数×200円+税」が計算式になります。
素起こし代金のお支払方法
素起こし(逐語記録・逐語起こし)を当オフィスに依頼した場合の、代金支払いの方法についてご案内します。
当オフィスでの素起こし作業が終わったら、原稿をご依頼者に納品いたします。その後、素起こし代金のご請求書を郵送(PDFをメール添付も可)いたします。代金のお支払いは、銀行振込でお願いしております。
これは素起こしに限りませんが、当オフィスでは文字起こしした原稿の納品後にご請求書をお送りする「後払い制」です。つまり、納品原稿を確認してからのお支払いですから、初めて依頼される方も安心してご利用いただけます。
素起こしの依頼方法
当オフィスに素起こし(逐語記録・逐語起こし)をご依頼いただく場合は、サイト内にあるお申込みフォームからお願いします。
フォームに「コース選択」の項目がありますので、素起こしの場合は「標準コース」を選択ください。
素起こしも含めた当オフィスの文字起こしサービスについては、サイト内でくわしく説明していますので、本記事とあわせてご参照ください。
コース
音声から文字への起こし方およびコースについてご案内します。
料金
文字起こしの料金について、基本料金や計算方法ご案内します。
依頼フォーム
文字起こしの発注および見積もりのお申込みフォームです。
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